ロボカップサッカーSSLのすゝめ

この記事は, 大阪工業大学 Advent Calendar 2022の16日目の記事です.

12/10のロボットの記事に便乗してロボット系でいきます.

お前だれ?

小4ぐらいから高3までロボカップジュニアに参加,成仏できずにB2でロボカップSSLのチームGreenTeaを立ち上げて今に至る馬.単位が足りずに留年して今B5,今年こそ卒業したい.

ロボカップとは?

「西暦2050年までに、サッカーの世界チャンピオンチームに勝てる、自律移動のヒューマノイドロボットのチームを作る」(https://www.robocup.or.jp/robocup/)

 という夢を掲げて頑張ろうねという国際プロジェクトで,サッカー,レスキュー等のリーグがある.

サッカーSSLとは?

Small Size League,略してSSL.

直径180mm以下,高さ150mm以下のロボットを各チーム最大8台,12m*9mのフィールドで行う.

戦術について研究するというのがロボカップの理念に対しての役割.

各ロボットの天面には個体識別用のカラーマーカーがあり,フィールド上空に設置されているカメラで各ロボットとボールの位置を検出して各チームの戦術コンピュータに送られる.

その情報を基に行動を決定して各ロボットに無線で今後の行動を指示してサッカーをする競技.


他の競技と比べてなにが嬉しいの?

1. ロボットが小さいから家で開発しやすい

ちょっとの動作確認なら部屋でできるし,部品も小さいから部屋に置きやすい.
ロボットの保管も小さいから簡単,持ち運びも発送も楽.


2. フルフィールドなくても動かすことができるから開発がしやすい

公民館とかの会議室を借りて動かせる.1日5000円ぐらい?安い.
設営も半日あれば終わるから3連休を使えばなんとかなる.


 3. ルールが大きく変わらない

毎年ほとんどルールが変わらないから,長期間かけて1つのものの完成度を上げていきたい人にはおすすめ.

4. 情報公開が多くされている

ロボットの設計情報を全て公開しているチームや,戦術AIを公開しているチームが存在し,新規参入のハードルが低い.パクるところから始めよう.

5. やすい

ロボット1台あたり10万円ぐらい?年間の活動費100万ぐらいで済む(交通費除く).
メンバー10人集めれば1人月1万出せば動ける程度.ロボットに月1万出せない奴は何やっても駄目なので考慮しないものとする.

6. 幅広いレイヤーを触ることができる

下は機構から上は戦術を考えるAIまで,とても広いレイヤーを扱うことができる(やらなければならないとも言う)から,知見を広めることができる.

まとめ

ロボカップ楽しい※1よ!!みんなもやろう

※1個人の感想です

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